2012-06-17

あいをよる おもいをつむぐ



日々 ちびちびと紡いできた麻糸も
これくらいにまでなりました




昨日、福島の美女峠に電話をしたら 真理子さんが電話口に

8月のお盆の間、
2泊3日で仮予約をしちゃいました

この 紡いだ糸をもっていって
ぶんぶんの復習と
地機織りのできるところまで、
できる限り習ってこようと予定中


今年は 福島行きは今回が最後かなぁ


もしも 興味がある方がいたら
ぜひ一緒にいきましょう










うさと のさとう うさぶろうさんの本
「あいをよる おもいをつむぐ」



通称・クマリクこと 熊谷 陸くんからのいただきものです



陸の活動してきたことがよくわかる動画をいくつかご紹介


・  震災直後、ラジオを通して支援物資の呼びかけ  ・
FM4649のテラさんとは
今、大阪自由学校でつながっているからびっくり!


・  2012.3.10 peace on earthにて  ・
http://www.ustream.tv/recorded/21001313?lang=es_ES











この本の著者でもあり、うさとのデザイナーでもあるうさぶろうさん、
存在としては昨年くらいから知ってはいたのですが
本を読んでみて、
こんなものづくりをしているひとが 実際にこの世に存在するんだぁ
と 感動感動、ただただ 感動

純粋すぎるくらい純粋な彼の服づくりの姿勢に
心底惚れ込んでしまいました




まず、素材への考え方




シルクは「まもる」。
綿は「解放する」。
麻は「導く」。

シルクの「まもる」は、繭玉の形がシェルターそのものですから、いわずもがなでしょう。
少しつけ加えるなら、おかいこさんは頭をフリフリ、ハの字を連続回転させるようにして糸を吐いといていきます。
その頭が描く軌跡は、無限大の∞です。
メビウスの輪に似ているという人もいる。
排毒作用にもすぐれているシルクは、大切なものを連綿とまもり続ける働きがあるようです。

綿は、見たことのある人もいらっしゃるだろうけど、棉の花が咲いて実を結んで、それがパカっとはじけるとコットンボールが出てきます。
すごくオープンな感じがしない?
「解放」と「開放」のエネルギーが、綿にはあふれていると思うのです。

それから麻ですが、棉の実に対してヘンプは茎の部分を使います。
麻にもいろいろ種類があるのですが、ヘンプは大地を肥やし空気を浄化しながら、四ヶ月足らずで背丈を三、四メートルにも伸ばします。
エネルギーを循環させたり、天に向かってまっすぐ「導く」パワーが、麻には非常に強い気がします。




もともとはオートクチュールの世界にいた方だというのも
わたしが惹かれる理由のひとつかもしれません


彼は地元・石巻にも何度も足を運んでくださっているようで
震災直後はうさとのパジャマをたくさんご寄付してくださったそう


いつか、直接お話してみたいなあ







近代文明に生きている私たちはつい、自分も自然の一部だということを忘れがちです。人間も、地球とおなじ成分からできています。ほんとうの自分は、自然そのもの、いのちのかたまりなんです。


自然のエネルギーに満ちあふれているもの、いのちがやどった服をまとえば、からだも心も魂も自然な呼吸を取り戻します。自然と共生し、地球と共鳴するのを体感できるようになる。そうしたら、森羅万象を創った宇宙のエネルギーとも共振できるんです。
いま、ここに存在するすべてのいのちが自分の立ち位置を思い出し、心から楽しんで「自分」を生きられたら素敵だよね。未来だって、いのちが継続する先に自然とできていくものでしょう? ぼくはそのお手伝いを、衣をとおしてやりたいんです。  







わたしも
衣をとおして やりたいんです



l∞ve



♪  YOSHIMIO 「YUNNNAN COLORFREE」

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