2013-01-17

初日の出





 
写真、やっと や~っと
のせられました

 



実家・北上町小指の山にあるうちの畑から太平洋を臨んだところ
 
 
 
畑にいったときの ちょっとしたお話


畑に車をはしらせると
そこにはもう 先約のおじいさんがひとり
 
ここから見える朝日が好きで
毎年ここに来ているんだとか
 
ふみさんとこの 娘がぁ?
と、ここがうちの畑だということを伝えるだけで
家系がわかってしまうという
この 田舎のすごさったら ね~笑

しばし そのおじいさんと
たわいもないことをしゃべりながら
お天道さまがあらわれるのを 待っていたのですが
 
おじいさんたら 日の出の10分くらい前になって

「今年はくもりだから 日の出は見えねぇなー」
と、長年の勘から?なのか
お天道さまの方向にむかって 二拍一礼して
「おねえちゃんも さみぃがら早ぐ帰れよー」
と言い残し
 
帰ってしまったのでした
 
 
10分、あと10分待っていたら
とってもきれいな お天道さまが ひょっこり顔を出したのになあ
 
 
 
 
 
 
The Educatioon of Little Tree
 
見てごらん、あの山を
うねりながら高く高く盛り上がる山を。
 
あれは新しい朝を孕んだ大地のお腹
今彼女は真っ赤な太陽を出産するところだ。
 
見てごらん、こちらの山を
白い霧のシーツが膝にからまり
木々の指先からそよぎ出た風は
空に接する尾根の背を掻いては吹きわたる。
 
雲のかたまりが彼女のお尻をなでまわすものだから
木々の枝もやぶもひそやかな吐息を漏らしている。
 
小暗い谷間は彼女の子宮
聞こえないか、
胎動する命のつぶやきが
感じないか、
彼女の体温を、甘い息づかいを
轟きわたる交尾のリズムのこだまを。
 
体内深く水脈は脈打ち
豊かに張る乳房は草木の根に乳首をふくませ
なおもあふれる乳はゆりかごのいとし児を養う。
 
せせらぎのハミングは大地の霊の子守歌。
 
祖父とぼくは今山ふところに抱かれた家へ帰ってゆく。
 
 
I Kin Ye!!

 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
きれいな景色をみたかったら
いそがずに 待ちなさい、という教えでしょうか




たのしい未来のために
今を じっ、と  待とう
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わくわくしかしない
 
 
 
 
i kin ye!!
 
 
 
 
 
 
♪ hou
 
 
 
 

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