2015-06-03

森の防潮堤



先週末の日曜日に開催された、
に参加してきました。




1回目から毎年ずっと参加し続けている 内山さんご夫婦と一緒に。

内山さんは、以前ご紹介したこともある、
ナバホ織を教えてくださった先生でもあります。



家の地元でも、着々とコンクリートのばかでかい防潮堤が建ってきてしまいましたが、
( しかも、無人と化した地区の海沿いも含め、莫大な費用をかけて、)
これが復興のためになるなんて、未来の防災につながるなんて、
わたしにはさっぱり思えないんですよね。

海を見ながら暮らして生きてきた人々の 景観を奪い、
海の中に生きる様々な生き物の 環境を壊してまで、
する必要もないんじゃないかなー、と思うのです。

恐い人は高台へ移ればいいし、それでも海が好きな人は海のそばに居ればいいし。

何億、何兆もの防潮堤のための予算があるのならば
そういった方々への補助金としたほうが、よっぽどいいのではないか、と思ってしまうのです。

起こりうる災害への対策をすることは、もちろん大事。

でも、方向性が間違ってはいないだろうか?

と考えていたときに、
この「森の防潮堤プロジェクト」のことを知り、ぜひ応援したいなあ、と思ったのでした。

思うだけで早3年、ようーやく行動に移せました。
嬉しい。




「震災のがれきで盛り土をした丘に木を植え、南北300kmにおよぶ「いのちを守る森の­防潮堤」を作ろう」
 と、横浜国立大学名誉教授 宮脇 昭先生は提唱されています。

宮脇先生のドキュメンタリー映画



年々参加者が増えているそうで、今年は予定者数の倍近くの方の参加があったそう。
わたしもそのうちのひとり。

苗木の数が人数に対して間に合わず、
大渋滞で遅れて到着したわたしは10本も植えられなかったんじゃないかな。

k-8エリアに植樹をしてきました。
成長が楽しみ。


流れとしては、

植樹
藁敷き
麻縄での固定

といったかんじでした。


例年は藁で縛ってあったそうなんですが、今年はビニール紐でくくられているのが気になってしまい、
内山さんとふたり、微々たる数だけれど、可能な範囲でごみ集め。

せっかくの素晴らしい企画。
こんなゴミがひっかかったまま成長する木がでてきたら、なんだか悲しいものね。





帰り道、内山夫妻を松島を案内~追分温泉まで送り届けてきました。


10年後にまた、森となったこの丘を一緒に見に来ましょうねー、
と、約束をして。



be happy,



♪「木を植えた男」


#森の防潮堤 #植樹

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