2015-06-28

20150628





                                   katsutoshi∞saki
                         水彩、和紙、ベニヤ板、紫陽花、杉皮、鮑貝/45×30㎝




わたしの住む“小指”地区のお隣、“大指”の幼馴染
咲ぼんのウェディングボードを描かせてもらいました。
http://zexy.net/wedding/c_7770009251/blog/article/718920.html
石巻は 昨日~今日と大雨模様
狙ったかのように、まさに、こんな傘が必要なお天気です。


咲ぼんとは、今年の4月に自宅で行なった
編み物ワークショップに参加してくれたのが 久々の再会で、

その後、5月に地元で行われた「北上春祭り」にふらり立ち寄ったときに
実家の海産物の出店を、旦那さんも一緒に並んで手伝っている姿が印象的でした。

いつも絵を描きはじめる前には、本人に一度会ってから、と思っているので
偶然にも新郎新婦のふたりに会えたことは 嬉しい嬉しい出来事だったのでした。


オーダーの内容は、
                            ・大きさもテイストも 基本お任せ
                            ・白×水色を基調に
                            ・フラワーシャワー
                            ・半身で
                            ・字はなにも入れずに

フラワーシャワーだけストレートに捉えずに
フラワーペイズリーを散らしたあと
昨年つくって気に入っていた紫陽花のドライフラワーをふんだんに使って、相合傘にしてみました。


~制作過程~
▽ 

毎度毎度のことですが
絵の描き始め、辞め時で悩みます。




手を加えすぎて、やっちまったー…
と思うこともしばしば。
だけど、ご本人にはそれを逆に喜んでもらうこともあるから、正解不正解もなく。

余計に悩みは∞に尽きないのであります。



小指から大指まですべてを含んだこの手で描きました 【保障付】

どうして間の3本指は地名に入れてあげなかったんだろう?
っていう疑問はとりあえず置いておいて。


オーダーありがとう。


雨ニモ負ケズ
イツノ時モ
幸セデアレ♡


be happy,




♪haruka nakamura



#幼馴染 #weddingbord

2015-06-26

NAVAJO 3




以前にも2度ほどBAGの仕立てのご依頼をくださった高野さんより、
3つ目のBAG製作の依頼をいただいたので ご紹介させてください。


今回は、レザーに挑戦。

-FRONT-
-BACK- 

* 使用生地 *
表地: 高野さんの織ったラグ裏、底、マチ: 革
裏地 : 麻布



角のボタンに、
留め紐には 使用した革の共布を細く切って。




レザー専門ではないので、自己流も入っていますが
気に入っていただけてなにより!、です。

3度目のオーダー、本当にどうもありがとうございました。


田舎に帰ってからというもの、こういった手仕事に触れる機会が少なくなってしまったので
製作依頼というかたちででも、丁寧な手仕事に触れることができるというだけで、幸せを感じてしまいます。(笑)

わたしも、なーんにも考えずに、ただただ、織に没頭してみたいなあ、
(没頭する前に、体が織を記憶しているだろうか、が問題。)



話はずれてしまうのですが、
「革」を扱う、ということに関して、菜食の考えを一度通ってきてしまうと必ずぶち当たる、「動物愛護」について。

革を避ける、ということも一つの手。
合成皮革を選ぶ、というのも一つの手。

でも、わたしには なんだかどちらもしっくりとこなかったのです。

もちろん、流行や大量生産、人間のエゴのために、
命ある動物たちを育て、革や肉を得るために殺傷を繰り返すことには大反対ですが。。


高野さんと知り合うきっかけとなった、京都在住のTsukuru Takuさん(旧:革工房TAKU)。
Takuさんの革と向き合う姿勢にはいつもリスペクト。
ファッションとしてではなく、命をいただく、という視点から革を扱ってらっしゃいます。
かっこいいのです。
ご興味のある方は、ぜひBLOGを読んでみてください。



ファッションはいつも思考を与えてくれます。

感謝。



あ、またまた 「峠の市」をご紹介する前に
3回目が終わっちゃった。(笑)

夏はもう すぐそこだ。




【 「思考は矢のように放たれたら、的を射る。注意しないと自分の放った矢で倒れることになる。」 ナバホ族 】

【 「素晴らしい夢を見てそれを行動に移せ。」 ナバホ族 】

【 「幸福がそこに、ありますように。成功がそこに、ありますように。健康がそこに、ありますように。満足がそこに、ありますように。」 ナバホの祝福の歌より 】


be happy,



♪SPACE土CHANT



#NAVAJO

2015-06-07

8本指 by小指





虹子のふみさんの依頼で、
8本指の手の土台を作ってみました。



こういうぶっ飛んだことを頼んでくれる人って
なかなかいないので とても楽しかったです。(笑)

この手の制作の代わりに、
ふみさんが作っている「日の出プロダクツ」の商品と物物交換しよー、
とも言ってくださいました。

この、金銭を介さないやりとりも、なんだか嬉しいのです。

な  に に し よ う か な~


ちなみに、日の出プロダクツの商品は、
地元で開催している手づくり市 「峠の市」にて 販売をさせていただいています。


今月は、21日(日)の開催。

市のことをここで紹介をする前に、
あれよあれよ、と、すでに3回目を迎えようとしている。

早いなあ。

峠の市については
また、改めてお伝えしたいと思います。


まずはふみさん、
どうもありがとうございました。

ふみさんが@京都で企画をしている
麻地球市」もとってもおもしろそうなの。

関西周辺のかたは、ぜひ。



be happy,



♪TIM ARMSTRONG



#峠の市 #日の出プロダクツ #麻地球市


2015-06-03

森の防潮堤



先週末の日曜日に開催された、
に参加してきました。




1回目から毎年ずっと参加し続けている 内山さんご夫婦と一緒に。

内山さんは、以前ご紹介したこともある、
ナバホ織を教えてくださった先生でもあります。



家の地元でも、着々とコンクリートのばかでかい防潮堤が建ってきてしまいましたが、
( しかも、無人と化した地区の海沿いも含め、莫大な費用をかけて、)
これが復興のためになるなんて、未来の防災につながるなんて、
わたしにはさっぱり思えないんですよね。

海を見ながら暮らして生きてきた人々の 景観を奪い、
海の中に生きる様々な生き物の 環境を壊してまで、
する必要もないんじゃないかなー、と思うのです。

恐い人は高台へ移ればいいし、それでも海が好きな人は海のそばに居ればいいし。

何億、何兆もの防潮堤のための予算があるのならば
そういった方々への補助金としたほうが、よっぽどいいのではないか、と思ってしまうのです。

起こりうる災害への対策をすることは、もちろん大事。

でも、方向性が間違ってはいないだろうか?

と考えていたときに、
この「森の防潮堤プロジェクト」のことを知り、ぜひ応援したいなあ、と思ったのでした。

思うだけで早3年、ようーやく行動に移せました。
嬉しい。




「震災のがれきで盛り土をした丘に木を植え、南北300kmにおよぶ「いのちを守る森の­防潮堤」を作ろう」
 と、横浜国立大学名誉教授 宮脇 昭先生は提唱されています。

宮脇先生のドキュメンタリー映画



年々参加者が増えているそうで、今年は予定者数の倍近くの方の参加があったそう。
わたしもそのうちのひとり。

苗木の数が人数に対して間に合わず、
大渋滞で遅れて到着したわたしは10本も植えられなかったんじゃないかな。

k-8エリアに植樹をしてきました。
成長が楽しみ。


流れとしては、

植樹
藁敷き
麻縄での固定

といったかんじでした。


例年は藁で縛ってあったそうなんですが、今年はビニール紐でくくられているのが気になってしまい、
内山さんとふたり、微々たる数だけれど、可能な範囲でごみ集め。

せっかくの素晴らしい企画。
こんなゴミがひっかかったまま成長する木がでてきたら、なんだか悲しいものね。





帰り道、内山夫妻を松島を案内~追分温泉まで送り届けてきました。


10年後にまた、森となったこの丘を一緒に見に来ましょうねー、
と、約束をして。



be happy,



♪「木を植えた男」


#森の防潮堤 #植樹

カナイ

  


春先に、石巻の街中に新しく誕生した橋通りCOMMON

友人のにゃおちゃんが、
この中で「Cafe Natural Infinity カナイ」というお店をOPENするにあたって、
お店の判子を依頼してくれました。

「カナイ」は、沖縄の言葉「ニライカナイ」から由来。
海の向こうの神様、という意味なんだそう。





infinityマークの【∞】
永続的に続く種の命をかけて イメージ。

一番上のお豆は小豆。
カフェ感を出すために、一粒だけ珈琲豆を混ぜてみた。
安易かな?(笑)

二番目の種はゴーヤ。

三番目の種は、デーツ。
( わたしが食べたもの )
シーサーが葉っぱ88をくわえているデザインで。


MONGOL800と、「スケッチ・オブ・ミャーク」のサウンドトラックを聞きながら彫りってみました。
あぁ、沖縄が呼んでいる、、


美味しいごはんの数だけ、
たくさんペタペタ押していってもらえたら嬉しいな。

にゃおちゃん、オープンおめでとーう。



be happy,





#カナイ #橋通りCOMMON